相続登記

相続登記後、大正時代に設定された抵当権を抹消したケース

状況 源次が亡くなった、相続人は子の憲太及び孫の真人のみである(真人の父は源次の死亡より前に亡くなっているため、真人は源次の代襲相続人である)。 源次の相続財産として不動産、預貯金がある 遺産分割の内容は決まっており、不動産は真人、預貯金は憲太が取得する。 司法書士の提案&お手伝い 不動産の登記事項を確認したところ、大正時代に個人から借りた金銭の担保として抵当権が設定されていた。 貸主
続きを読む >>

数次相続による相続手続きをしたケース

状況 被相続人謙三が亡くなった。相続人は子の陽介、洋平、正二である。 謙三と同居している陽介が不動産を取得、そのほかの財産を洋平、正二で分けると決まっていたが、相続の手続を進めている最中に陽介が亡くなった。 陽介の相続人は、妻の聡美、子の里香であり、どのような手続きをしていいのかわからず当事務所に相談に来られた。 司法書士の提案&お手伝い 遺産分割内容はもう決まっていたので、必要な書類、
続きを読む >>

未登記建物を含めて相続手続きをしたケース

状況 弘美が亡くなった。相続人は子の武志及び真司である。 近所の方から弘美名義の不動産を買いたいとの申し出があったので、不動産の売却代金及び残りの財産を二人で分割する予定である。 土地上に、登記されている建物とは別に未登記建物があり、買主から、そちらも購入のうえ名義も買主名義にしたいと言われた。 司法書士の提案&お手伝い 今回のような未登記建物を売買する場合、売買の前提として、相続人名義
続きを読む >>

祖父名義の不動産を相続したケース

状況 靖男は、亡くなった祖父名義の土地上に新築一戸建てを建築しようと考えている。 靖男の父が建てた家が同土地上にあり、現在そこに住んでいるが、古くなってきたため解体をする予定である。 実質上、祖父の土地は靖男の父が相続しており、固定資産税も靖男の父及び靖男が払い続けてきた。 家を新築するにあたり金融機関から融資を受けようとしたところ、土地が祖父名義のままでは融資できないと指摘され、相続登記
続きを読む >>

売買時に移転漏れしていた土地を、相続後に売買して移転したケース

状況 正一の自宅前の私道は8筆の土地から成り、近隣の住民がそれぞれ土地を持っている。 正一は土地を購入し戸建てを建築して居住を始めたが、本地は売買で購入していたものの、私道部分に関しては売買契約書から漏れており、その名義も前所有者亮太のものではなく、おそらく亮太の亡くなった父名義のままであった。 当時の仲介業者はすでに倒産しており連絡が取れず、正一は私道部分を自分の名義にできないかと相談に来
続きを読む >>

相続登記の前提として土地を分筆したケース

状況 修一は両親と同居していたが、父が亡くなり、相続手続きをすることとなった。相続人は母及び子の修一、礼二の三人である。 遺産をどう分割するか話し合ったところ、礼二は土地が欲しいと言っている。母と修一は現在父名義の土地建物に居住しており、どうすればよいのかわからず相談に来られた。 司法書士の提案&お手伝い 詳細を伺ったところ、礼二は新築の戸建てを建てることを検討しているとのこと。父名義の土
続きを読む >>